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今回ご紹介の「キャスター付き米櫃」は1929年に福岡・古賀で創業の【増田桐箱店】より。高い伝統技術で骨董や美術品の桐箱を手掛けてきた老舗です。
お米が5kg、10kg入るとかなりの重量になり、置くスペースも限られてしまうというお声から、桐の米櫃をさらに使いやすく進化させようと職人の手で何度も試行錯誤され完成しました。
長く愛用できるよう、触れる頻度が高くなるフタの取っ手や、可動が必要になるキャスターの接続部分には、桐よりも硬く丈夫なチェリー材を採用。それがアクセントにもなり、米櫃本体を引き締めデザイン性をも高めています。
世界で2番目に軽い桐材、しかも湿度調整したり、カビの発生を抑えたりと古くから愛されている素材を日常使いしやすい米櫃に変化させ、現代住宅にも置きやすいシンプルで温かみのあるルックス。
高級感をも兼ね備え、いつものお米がいっそう特別な食事に格上げされますね。