「つくる」と「たべる」が叶う鉄フライパン

大阪の小さな町工場が作る鉄フライパン「ジュウ」。どこからでも着脱できるスライド式ハンドルを使えばプロ級のできあがりの「フライパン」、ハンドルを外せば、レストランのようなお洒落な「お皿」に。

鉄フライパンと言えば、プロの方御用達のハードルの高いキッチン用品と思われがちですが、実はお手入れをしっかりおさえれば半永久的に使え、お料理もプロ級においしくできあがるんです。

大阪の金属加工工場「藤田金属」と東京のデザイン事務所「TENT」により生み出されたこのフライパンは、1.6mmの厚手の黒革鋼板。弱火調理で外はカリッと、中はモチッと何でもおいしく仕上がります。
職人の渾身の鉄フライパンを1つ持てば、お料理にもっと自信がつき楽しくなっちゃいそうですね!

「藤田金属」
大阪府八尾市で1951 年に開業した藤田金属株式会社は、フライパンをはじめ、鍋やヤカンなどの金属製品を3代目社長を含む三人兄弟で日々試行しながら、日常に寄り添う製品を作り続けています。
3代続く職人技と最先端テクノロジーを見事に融合させ、独創性溢れる品で数々の賞を受賞しています。

「TENT」
テントのように自由で風通しの良い強さを目指し、2011年から東京都目黒区で創作活動を行うクリエイティブユニット。
当店でも人気の「DRAW A LINE」を手掛け、iFデザイン賞金賞をはじめ、国内外の賞を多数受賞しています。
イメージやスタイルだけでない、地に足のついた強いブランドを数々生み出しています。

家でも気軽に使える理由

外周には、ぐるっとリム(ふちの部分)があり、食卓にそのまま出しても違和感のない「お皿」のような佇まいが魅力の鉄のフライパン。

700度以上で焼き入れを行う「ハードテンパー加工」により、すぐに使えて、コゲつきにくく、サビつきにくい、気軽に使える鉄の素材が家庭でも使いやすい理由なんです。

お料理の仕上がりは?

「ジュウ」のプレート部分の鉄板は、厚み1.6mm。
鉄製フライパンは、高温に強く熱伝導に優れているので火の通りが良く、蓄熱性にも優れているのが特徴。

なので、お肉はジューシーに、野菜はシャキシャキに、パンや揚げ物、焼きおにぎりは、外はサクッと中はフワフワに焼けるんです♪

ガスコンロやIH、オーブンもOKなのも嬉しいポイントです。

※電子レンジでの使用は絶対におやめください。

シンプルでおしゃれな「フタ」

「ジュウ」とセットで使える別売りの鉄製の「フタ」は、平らな鉄板を内側に折り曲げたようなデザインで、天然木のハンドルを付けただけの限りなくシンプルなデザインが魅力大。

ハンドルを外せば、フライパンにぴったりハマり、ズレない仕様なのでより美味しく仕上がりますね。

そのまま食卓へ

ハンドルが付けやすい太めのリムは、テーブルにおしゃれに並べられる理由の一つ。食卓にそのまま出しても違和感のない「お皿」のような佇まいです。

ガスコンロなどから直接食卓に並べられるので、温かいお料理が冷めにくく、洗い物が減り、なによりインパクト大なのでパーティにも最適ですね。

フライパンとセットで使いたい「鍋敷き&コースター」

鉄フライパンと一緒に使える別売りの「鍋敷き&コースター」もございます。フェルトでできた鍋敷きは真ん中の円形がボコっと外せ、外した部分はコースターとして使用することができます。

4サイズのフライパン

●Sサイズ/560g
本体:約外径21.5×高さ3.6×底径12cm
(調理時使用部分:直径16×深さ3cm)

●Mサイズ/780g
本体:約外径25.5×高さ4.2×底径14.5cm
(調理時使用部分:直径20×深さ3.6cm)

●Lサイズ/1040g
本体:約外径30×高さ4.5×底径18cm
(調理時使用部分:直径24×深さ4cm)

●M深型/875g
本体:約外径26×高さ8×底径13cm
(調理時使用部分:直径20×深さ7cm)

その他、フタ(S,M,L)とハンドルのサイズ等は各々の商品ページを参照ください。M深型のフライパンのフタはMサイズが適しています。

特許出願中のスライド式ハンドル

「ジュウ」がフライパンからお皿へと便利に使える秘密は、画期的なスライド式ハンドル。
上下に分割されていてスライドする仕組みで、ハンドルの凹部をフライパンの下部の凸部に引っ掛けて固定します。このシンプルな独自機構は特許出願中とのこと。

片手でスライドするだけでフライパンのどこからでも着脱できる他、フライパン内部にハンドルが入り込まないので、お料理とハンドルが接触しない素晴らしい工夫です。

また、調理中に頻繁に握る後ろの方を持った時にはスライドしにくいのに、前の方を持った時には非常にスムーズにスライドするという独自の工夫を、この構造体に施し、安全性にも配慮しました。

自然素材で温かみのある「ハンドル」

ハンドルは山形県天童市の工場で、無垢の木材を削り出して作ったこだわりの品。
カラーは、明るいビーチ(ブナ材)と濃い木目が印象的なウォルナット(クルミ材)からお選びいただけます。

どちらも、素材の温かみを感じられ、使ううちに手に馴染むのが自然素材のいいところです。

※天然木なので色や木目の柄に個体差がございます。

気になるお手入れもかんたん!

使用後は、食器用洗剤は使わず水とタワシでこするだけ。
焦げ付きがひどい時は、水を入れて沸騰させてからタワシでこすると簡単に汚れが落ちます。

鉄のフライパンは、長く使いながら”育てる”フライパンだとも言われます。使うほどに表面に油がなじみ、味わいも出てきて愛着が湧いてきそうですね。

最後までご覧いただきありがとうございます。

家庭で使いこなすのにはハードルが高いと思っていた鉄フライパンですが、今回、この「ジュウ」について知っていくと思っていたよりはずっと簡単そうでした。

しかも画像のようにお皿のように並んでいるのを先に見ると、まさかフライパンになるとは思いもしません。コンロからハンドル付きで食卓に運び、サクッとスライドさせて、ハンドルはポケットに仕舞い込む…想像するだけで華麗ですね。また、調理中にも気軽にハンドルを着脱できるので邪魔になることもありません。

パスタ皿のような出で立ちで普段の食卓やトースター調理、キャンプでも使えるので一家に一個あるとお料理への意識がワンランクUPするかのよう。
ご自身はもちろん、お料理好きのお友達へご結婚祝い、新築祝いなどにも最適です。

ちなみに、「ジュウ」という名前の理由はフライパンとハンドルを横に並べたときに「10」のような形になるからだそうです…!