arrow2_down

人の手でしか表せられない、想いある「南窯の器」

成形から釉薬の調合、絵付けまで、一つ一つ手作りされた南窯の「スープカップ」。見ているだけで優しさや温もりを感じられ、人の手でしか生まれない色合いは停滞していた感性が更新されるかのようです。

美濃焼の一大産地、岐阜県土岐市東部の山間にある駄知町で生み出されたこちらの器は、日々の食卓でも使いやすい直径約13cm。
スープだけではなく、煮物や和え物、とんすいや和スイーツなど日常使いしやすい器です。
南窯(みなみがま)のこだわりの一枚で色、質感、温かみ、佇まい、他にはない情緒をぜひ存分に感じ取ってくださいね。

3種類

色味は味わいのある3種類から、お選びいただけます。
サイズはどれも、約直径13×17×7cm、220ccです。

●美濃
薄い茶色に底の薄い緑色がぼんやり浮かび上がるような色合い。
底の部分は、見れば見るほど目を奪われる、ガラスのような透明感です。

●青美濃
茶色と緑のコントラストが美しく、底部は深海のような青色。
吸い込まれそうな感覚で神秘的な器です。

●黒美濃
黒色と灰色の間のようなくすみ感が綺麗な色。
格好よくも柔らかくもどちらとも取れる絶妙な色味で、落ち着いた空間を演出してくれます。

※一品一品手作りしています。そのため、表情がひとつひとつ全て違い、多少の色味、サイズ、表面の仕上がりが異なる場合がありますので、あらかじめご了承くださいませ。

雰囲気まで変わる、和の器

高さ約7cm、220cc入る器は、スープカップとしてぴったり。
他にも鍋料理に取り分ける際に使うとんすいや、煮物やお漬物を入れる小鉢、またサラダやシリアルを入れるボウルとしても◎。

手に馴染み、素朴な風合いは食卓を和ませてくれるかのように、そっと馴染んでくれます。

持ちやすいハンドル

温かいスープも、取っ手があることで安心して持つことができますね。
指先1本入るハンドルでそっと持つ、その佇まいはいつものスープも隠れ家カフェのような、おしゃれな空間を演出してくれます。

いつもの副菜に風格を

スープなどの汁物の他にも、副菜用の器としても。
今人気の作り置きの副菜。冷蔵庫からパパっとだして食卓に並べるだけと簡単ではありますが、どうしても手抜き感が出てしまうもの。

そんな状況を脱却する為には、器を変えるだけ。
粋な器に変えるだけで、料亭のような印象に変わってしまいます。

「スープカップ」は、シックな色合いで高級感を感じさせる器で、いつものトマトをのせるだけでも風格が感じられてしまいます。

デザート用としても

白玉あんみつ、抹茶ゼリーなどのに和スイーツ、おしるこや団子などの和菓子にも調和してくれる和の器。
洋食器にはない味わいと深みが食卓を“和”の空気で包んでくれるかのようです。

また、ゲストをお迎えした際に粋な器でおしゃれに盛り付ければ、おもてなし上手になれちゃいますね。

南窯とは

南窯(みなみがま)は、美濃焼の一大産地、岐阜県土岐市駄知町で創業50年を迎える窯元です。
初代が洋画家を目指しながら始めたのが始まりで、今では器の制作も行うようになり、2代目工藤 工氏が織部、志野、粉引、赤絵、安南風呉須絵などの陶器を、ロクロ、タタラ成型で一つ一つ手づくりでつくり続けています。

1990年頃より南窯設立当初から行っていた量生産の形態から、美濃焼の伝統技法を用い、ひとつひとつ手づくりで製作する現在のスタイルに変わりました。
釉薬の調合も自らが手掛け、染付や赤絵の上絵付けも一筆一筆ご自身の手で丁寧に描いています。

「日用の食器としてより多くの方に使ってほしい」。
そう語る工藤さんの実直な人柄が、器の細部にまで宿っています。

森に佇む隠れ家カフェのように

実用的な器ですが、棚に置くだけでもムードを醸し出してくれるのが、この器。景色の一部となって、淑やかな存在感で独特な空気へと演出してくれます。

まるで隠れ家カフェのような特別な器で、スープや和スイーツを味わえば、時が止まったかのように自分との時間を堪能できそうですね。

最後までご覧いただきありがとうございます。

機械生産にはない、一つ一つ人の手で作られる南窯の器。
職人の指先一本の感覚と一瞬一瞬の思いが込められた個性ある仕上がりは、世界に一つだけの唯一無二の存在です。
また、「鑑賞する器」ではなく、手に取りやすく日常使いしてほしいという思いから、手ごろな価格で多くの家庭の食卓に並べられたい、そして日々何を盛り付けようかと考えられる楽しみまで提供してくれます。

「スープカップ」は、どの柄を手にしても運命的な出会いのような感覚を覚えます。
この世に一つとして同じものはない、と陶器などの焼き物にはよく聞きますが、この器はその言葉が手に取るように解ります。
色合いや柄、透明感、そして重さまでも“一つだけ”の趣を感じられてしまいます。

今一度、モノの在り方、モノへの思いを考えさせてくれる器です。
ぜひ手に取り、趣きと情緒を感じ取ってみてくださいね。