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今回ご紹介の「しめ飾り」の主役ヒカゲカズラですが、実は古来より日本では神聖な植物として大切にされてきました。
神話時代、天岩戸(アマノイワト)に隠れた天照大神(アマテラスオオミカミ)を外に出す為、天宇受売命(アメノウズメノミコト)がヒカゲカズラをたすき掛けにし舞ったので、他の神々が盛り上がり、天照大神が気になり外に出てきた…と古事記に書されているそうな。
その他にも五穀芳醇を祝う宮中祭祀の新嘗祭(ニイナメサイ)や2019年の天皇が即位して初めて行う大嘗祭(だいじょうさい)でも使用されたそうです。
冬でも常緑であり、切ってもすぐに枯れず青々しい様子を保つことから、生命力が称えられ長寿を願う縁起物としてしめ飾りに使われているんです。
そんな神聖な飾りを使い無事にお正月をお迎えできるコト自体にも感謝しなければなりませんね。そして来年もご家族皆、ご近所さんも素敵な1年になりますように…スタッフ一同心からお祈り申し上げます。